食後の発熱！

食事中や食後に、体がぽかぽかと温まってくる経験をされると思います。

このように、食事をすることによって消費されるエネルギーを
『食事誘導性熱代謝』といいます。英語の
『Ｄｉｅｔ-ｉｎｄｕｃｅｄ　Ｔｈｅｒｍｏｇｅｎｅｓｉｓ』で
ＤＩＴと表記されることもあります。

　食べ物に含まれる栄養素が消化吸収するために使われる際に熱が発生するものと考えられていましたが、最近の研究で、食後に自律神経を介して起こる体温上昇のためのエネルギーが主であることがわかりました。

要は、食べたものが即エネルギーに変わるから体温が上がるのではなくて、血液循環を良くして全身の細胞に栄養素を配ったり、老廃物を回収したりして代謝全体の機能ＵＰに体温上昇が必要だから上がるのだそうです。

ＤＩＴは摂取したエネルギーの１０％にも及び、食後４～５時間も続くことがあるそうです。

また、食べ物を見たり、香りを味わったりする神経的な興奮によってもこのエネルギーの代謝量が左右されます。

このように、日ごろの食卓を彩り豊かに整えゆっくり五感をとおして味わうことも健康やダイエットなどにつながるんです☺

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