人工甘味料の甘い罠

２０２３年５月にＷＨＯは、人工甘味料に関する新たなガイドラインを発表しました。

健康やダイエット志向の高まりから、人工甘味料を使用した『糖質オフ』や『カロリーゼロ』の商品が増加しています。砂糖より強い甘みがあり摂取エネルギーや食後の血糖値を抑える働きや虫歯の予防工があると考えられています。

しかし、長期的な使用では、人工甘味料は、ダイエットの体重減量には意味がなくかえって食欲を増加させ２型糖尿病や心疾患の死亡率を高めるといった健康デメリットが報告されています。

また、国際がん研究機関（ＩＡＲＣ）が、人工甘味料の一つアスパルテームについて、発がん性の可能性があるとの見解を示しました。
アスパルテームは発がん性のうち『グループ２Ｂ』と評価されこれは、『人における発がん性の根拠は断定的だが、動物実験や発がん機序の研究から、発がん性を示唆する証拠がある』という意味です。
ダイエットも健康も一日にしてならずですね！

• 次の記事　→
• ←　前の記事